こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
2021年8月、引っ越しを機に車を手放しました。
引っ越し後は、ドライブしたくなったら車を借りるようにしています。
車を手放して2ヶ月ほど経って思うのは、「車はレンタカーで十分」ということ。
近所にスーパーや病院、ドラッグストアも豊富なため、日常生活は自転車でも問題ありません。
引っ越す前の住まいも、車がなくても十分なくらいな場所だったのですが、本当に必要なモノなのか、深く考えることなく、ずっと持っていました。
車を手放してみると、お金が浮いたり、洗車する手間がなくなったりと、多くの手間が省けました。
この経験は、「車を所有する喜びと所有するために必要なコスト」について、考えるいい機会になりました。
モノを所有するには、それなりのコストを払わなければならないのです。
今回は、満足度の高い買い物、生活をするための考え方について記事にしました。
いま持っているモノ、購入したいモノが、本当に自分のためになっているのか、記事を読みながら考えてみてくださいね。
車を所有する喜び|得られるのは所有する喜びや経験、安心感
車を所有していた期間は5年くらいだったと思います。
車がないと生活ができないという土地に住んでいたわけではないので、車がなくなっても困ることはありません。
でもやはり、車を持つことに喜びもあったのです。
夫に関して言えば、お気に入りの車を持っていること自体に喜びを感じていました。
わたしも夫も、車に乗りたいときにいつでも乗れるという安心感やお手軽感もメリットでした。
と言っても、夫が運転が大好きだったかというと、そんなこともなかったのです。
車で慣れない場所に行くのはそれなりにストレスだったようですし、渋滞に巻き込まれればイライラ。
長時間の運転のあとはグッタリしていました。
根っからの運転好きというわけでもなかったようです。
ですので、夫の場合は特に、「お気に入りの車が手元にある」ということが一番の喜びだったようです。
車を所有するコスト
所有する喜びはもちろんありますが、所有し続けるためにかかってくるコストもあるのです。
具体的には洗車・掃除・定期的な車検などの手間がかかってきます。
また、お金の面でも、保険・車検・ガソリン・駐車場などがかかります。そもそも、車を購入する際にも大きなお金がかかっています。
夫は「車が汚い。でもこの暑い中、洗車なんてほんとにめんどくさいわー」とよくイライラしていました。
それに、お金をかけているわりに、さほど頻繁に車に乗らなかったのです。
我が家の場合は、必要なときにレンタカーを借りたとしても、車を所有するより節約できたと思います。
「レンタカーでも喜びは半減しない」という気づき
夫は「お気に入りの車を持っているのが幸せ」という喜びがあったのですが、わたしには、所有する喜びがあまりなかったことに気がつきました。
というのも、わたしが求めていたのは、「夫が運転する車の助手席で、夫と取り止めもに会話をすること」だったのです。
所有することではなく、プライベートな空間で夫とおしゃべりをするという「経験」がほしかったのです。
その目的が達成できるのであれば、自家用車でもレンタカーでもいいことに気が付きました。
「いつでも車に乗って出かけられる」という安心感やお手軽感も、自分にはたいしたメリットではなかったことにも気づくことができました。
なので、わたし自身はドライブをしたいと思ったときにレンタカーでお出かけができれば、十分に満足できてしまうのです。
まとめ|所有する喜びと必要なコストを比較する重要性
モノを所有するということは、それを維持し続けるためにコストがかかるということです。
車に限らず、モノを所有しようと思うときに大切にしたほうがいいのは、「所有している喜び>コスト」になっているか検討することです。
手入れが難しくて手間がかかる家電を買えば、時間もかかるし、頭も使うかもしれません。
モノではないですが、ペットを飼うにしても、かわいいだけではなく、散歩に連れて行ったり、具合が悪いときは動物病院に連れて行ったりの手間とお金がかかります。
所有したり、飼ったり、育てたりというのは、手間ヒマがかかるものです。
手間ヒマかかることを想定しても、それ以上にほしいという気持ちが大きいのなら、失敗は少ないかもしれません。
ですが、軽い気持ちで手間ヒマのかかるモノを手に入れてしまうと、後のち苦労してしまうこともあるのです。
モノを手に入れるときに、しっかり考えてモノを選ぶと満足度の高い買い物ができます。
「モノを所有するには、コストがかかる。それでもほしいのか?」
このことを頭の隅に置いて、検討してみてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
手間ヒマをかけてもほしいモノを所有しよう!