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毒親育ちの片づけ。「誰かに許可をもらわないと捨てられない」にはどう対処する?

毎日、少しずつ15分程度の片づけをしているわたしですが、ときどき、手が止まってしまうことがあります。

「これ、捨てていいのかなぁ?」

「これを捨てたら、怒られる気がする」

と不安になってしまうんです。

自分のモノなのに、捨てていいか、許可がほしくなる。

自分のモノだから自由にしていいはずなのに、処分したら怒られる気がしてしまう。

これって、

「みんなから認められる“いい子”でいたいから、間違えたくない」

という気持ちの表れなんじゃないかなと思うんです。

なぜ、自分で「モノを捨てる、捨てない」の判断ができないのか。

それは、これまで「自分で決断して自分で責任をとる」という経験をしてこなかったから。

両親や世間の目を優先して、自分の考えや価値観を育ててこなかったからだと思うんですね。

わたしの両親は、昔、いわゆる「毒親」で。わたしの行動を見張り、コントロールしようとしていました。

わたし自身、両親が求めていることに敏感に気づける子だったので、「自分で考えて決める」というプロセスをたいして踏むことなく、大人になりました。

今でもその名残があり、

「これって正しい?」

「これって批判されずに済む?」

「これだったら、認めてもらえる?」

と他人の評価を気にしてしまいます。

もういい歳ですから(笑)、親のせいにもできないですが、まだ影響が残っているのはたしか。

親にコントロールされて育った人や、判断を親や他人に預けてきた人は、ただモノを捨てることですら、自分で決められないこともあるんですね。

さて、その問題をどう解消するか。

片づけに絞って言うならば、賛成されようがされまいが、「自分で考えて捨ててみる」ことでしょうね。

当たり前のことなのですが(笑)。

でも、それが難しいとしたら?

その場合は、ひとりで片づけを行うことでしょうね。

誰にも口出しをされない場所で、自分と向き合いながら捨てること。

口出しをされれば、「これでいいのかな?」と余計に不安になってしまいます。だから、ひとりで片づけをするんです。

それともう一つ。

「自分で決めて捨てても問題ないモノ」を選んで捨てること。

家族が共同で使っているモノを勝手に捨ててしまうと、アレコレ言われてしまう可能性があります。

自分だけのモノであれば、文句を言われる筋合いはありません。

ひとりで、捨てても家族に影響のないモノの片づけをする。

これを実践して、少しずつ、自分軸を育てていくことがオススメ。

そのうちに、

「誰が何と言おうと、これは捨てる」

「家族は“いらない”って言っているけど、自分は残したい」

と、堂々と自己主張できるようになる日が来ると思います。

実際、わたしも少しずつ、これができるようになったんです。

少しずつ、自分を育てていきましょう。

自分軸が、片づけも楽になりますよ。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

キョロのプチ日記

昨日は、水泳教室の友達に誘われ、むすめと友達とわたしの3人で子ども用品の交換会へ。公園や児童館にも行きました。

その友達とは1年半の付き合い。お互い、ゆっくりと心を開いていくタイプのため、やっと連絡先を交換(笑)。

よく他人から、「社交的だね」という評価をもらうのですが、社交的にふるまうスキルを身につけただけで、心を開いて接する人は、数える程(笑)。

転勤族のおかげで、「慣れない環境でも、それなりに人付き合いをするスキル」を身につけました。

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