こんにちは、キョロです。
相手のことがほっとけなくて、あれこれ言いたくなってしまう。
面倒見がよいところが、素敵ですよね。
でも、ときに、その「あれこれ言うクセ」が、人間関係を悪化させてしまう可能性があります。
「余計なことかもしれないけど……」は、本当に余計なのかもしれない
先日、プールに泳ぎに行きました。
気分転換と、自主練をかねて、です。
その日は、同じレーンに、年配の男性がいました。
その人は、やたらといろんな人に声をかけるんですね。
そして、泳ぎ方にいろいろと口出しをするんです。
わたしも、その対象に入ってしまったようで(初対面なのに)。
泳いで戻ってくると、
「平泳ぎ、してみ!」
「教えたるわ」
と言われました。
「はぁ…自分のペースで泳ぐので大丈夫です」
と言って、泳いで反対側に逃げたら、追いかけてきました(笑)。
そして、続けるんです。
「余計なことかもしれへんけど、ここはこうしたほうがええで」
と。
「えええ~……頼んでない……。本当に余計なことだよ……」と思わずにはいられませんでした。
この「余計なことかもしれないけど」と言いながらのアドバイス。
わたしは、人間関係を悪化させる可能性のある、危険ワードだと思っています。
大阪だと、「いらんことかもしれへんけど」と言われます。
「いや、ほんと、いらんから、そのアドバイス」と思ってしまいます(笑)。
アドバイスは求められたらするもの
年配男性のおせっかいに、不愉快な思いをしたわたし。
ですが、わたしにも、そういうクセはあったのです。
今もうっかりすると、やってしまいます。
家族に対しては、関係が近いからか、気がゆるんでしまい、余計なアドバイスをしてしまうことが多いです。
夫がただ雑談を求めているときに、
「え、それってこうしたほうがいいんじゃないの?」
とか、言ってしまって、夫のテンションが下がってしまうことが……。
夫にされて、うんざりすることもあるのですが(笑)。
自戒を込めて書きますが、アドバイスは、「求められたらするもの」と捉えておくと、ちょうどいいのかなと思います。
唐突に、上から目線で、できていないところを指摘されたりすると、かなり不愉快です。
下手をすると、相手にトラウマを背負わせてしまいます。
ちなみに、わたしの父が「余計なことばかり言う人」で、突然、人が傷つくような、きついことを言い出します。
結果、わたしと父とのあいだには、信頼関係が育つことはありませんでした。
しかも、わたしは、父のように「言葉がきつい人」に対して、恐怖心を抱くようになってしまいました。
同じように、きついことを言われると、頭が真っ白になって、体調を崩してしまいます。
詳しくは、noteのほうに書いています。
「自分のほうができる」という傲慢さ
上から目線のアドバイスをしてしまうときって、無意識に「自分は相手よりも上」と思ってしまっているのだと思います。
「できていないから、教えてあげよう」という傲慢さがあると思うんです。
相手が求めているなら、話は別です。
わたしは、自分から何らかの講座に学びに行っていたら、むしろ、「よい情報は、教えてほしい」です。
でも、日常生活で、上から目線のアドバイスを習慣にしてしまうのは、危険。
もし、何かいい情報を伝えるとしても、謙虚さは忘れないようにしたいものです。
わたし自身、子どもに対しては、あれこれ言いたくなるのですが、
「ちびキョロ(むすめ)は、そう思うんだね。ママだったら、こうするけど、ちびキョロがやりたいやり方でやっていいんだよ」
と、意見を言うにしても、やんわりと伝えます。
そして、最終的にどうするかは、むすめに任せるようにしています。
(危険を伴わないかぎり)
よい影響を与えたいなら、行動で示す
自分が何か伝えたいことがあるとき。
「上から目線のアドバイス」よりも、「行動で示す」ほうが、スムーズで、速く効果が出るように思います。
アドバイスすると、反発されてしまうことがあります。
「死んでもやりたくない」という気持ちにさせてしまうことさえあります。
最近、夫が筋トレを始めて、筋トレをずっと続けてきたわたしより、夫のほうが先に効果が出始めました。
それからというもの、
「もっと負荷のかかるメニューをしたほうがええで」
「俺のこのメニューがオススメやから、やったほうがええで」
とアドバイスをくれるのですが、徐々に筋トレをすることがイヤになってきてしまいました。
それよりかは、
「何か困っていることある?」
「もし、何かできることがあったら、いつでも言って」
と気遣ってもらったほうが、よっぽど寄り添ってもらえてる感じがあり、やる気も維持できると思うんですね。
もし、よい影響を与えたいと思うなら、行動で示すのが一番だと思います。
そして、じわじわと相手のやる気を育てていくことが大事なのかなと。
相手のやる気が、どのタイミングで開花するのか、それとも、現状維持なのか、それは相手次第。
そこは、自由です。
夫が筋トレにどっぷりハマったのも、わたしが筋トレをずっとやっていて、体組成を測りに行っていたことが、きっかけになったようなんですね。
わたしが筋トレを始めてから、1年以上が経っていました。
「そんなに楽しそうにやっているなら、やってみようかな」と相手が思ってしまうくらいに、自分が楽しんでいることが大切なのではと思います。
「三度の飯」よりも、読書が好きなわたし。
わが子も、読書が大好きです。
楽しんでいる姿だけ、見せておけば十分だと思っています。
「余計なアドバイスかもしれないけど」という言葉を、相手が快く聞いてくれたとしても、心のうちはわかりません。
慎重に使っていったほうがいい言葉だと思います。
歳をとればとるほど、気をつけたほうがいいですね。
ただでさえ、年上の人には反論しにくいので。
よりよい人間関係のために、言葉選びや自分の言動には、気を遣っていきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
キョロのプチ日記
昨日は、旅行2日目。
おやつタウンへ行ってきました。
お土産にベビースターをたっぷり買ってきました(笑)。
ダイエットはしていますが、お菓子はときどき、食べています。
「好きなものを食べていい日」を設けているので、その日は、楽しく食事をしています。
2日間の旅行で、3冊、本を読み終えました。
noteでも執筆中
noteでも記事を書いています。
最近の記事がこちら。
「自分はダメ人間だ」と批判してしまう人へ。他人からの評価と自己評価のギャップに気づく
複雑性PTSDとの向き合いかた。フラッシュバックして「もう死んでしまいたい」と思ったときの対処法
「学校に行かない」という選択をできた勇気。「みんなと同じことができない」という強み
子どもの不登校との向き合いかた。いつも家にいる子どもとよい関係を築くために、ママができること
複雑性PTSDとの向き合い方。頼れる人がいないときは、本を読もう。じわじわと現れる本の効果
よかったら、遊びに来てくださいね。
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