登校したむすめが、「おうちに帰りたい、帰りたい」と突然、泣き出してしまったと、担任の先生から連絡があった。
慌てて自転車に乗り、学校にお迎えに行こうとしたけれど、以前、学校に自転車で行ったとき、自転車を置いて、むすめと徒歩で帰ってきてしまったことを思い出す。
そのときは、結局、自転車を取りに戻らなきゃいけなくなって、余計に時間がかかってしまった。
いつも徒歩で向かう学校だから、やっぱり徒歩のほうがいいかもしれない。
むすめを学校に迎えに行くと、むすめはわたしに抱きついてきて、「何か嫌なことがあった?」と聞いても、答えず、そのまま手をつないで帰った。
帰り道、「どうしたの?」と改めて聞いたら、「ママ、ごめんね。ママに会いたくなっちゃって」と言う。
キュンとして、むすめとドラックストアに行き、お互い好きなお菓子を買って、家に帰った。
むすめは家に帰るなり、元気いっぱいになって、部屋中をかけ回った。
しかも、よくしゃべる。
寝るまでわたしにベッタリで、「甘えたかったんだなぁ」と思う。
誰かに甘えたいときは、きっと、疲れていたり、弱っていたりするんだと思う。
ずっと不登校気味だったむすめが、最近は毎日、登校していたから、「大丈夫かなぁ」と心配していたけれど、やっぱり、無理をしていたか……。
自分の時間は減ってしまったけれど、むすめにとって、私がむすめの安全基地になれていることに、ホッとする。
なんだかんだ言って、よい一日だった。
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