片づけは好き。でも、散らかる。
そんなわたしですが、夫に、
「すぐ散らかるんだよね……」
と話しかけたところ、
「それ、やるか、やらないのかの問題でしょ。やれば片づくんだよ」
という返事が返ってきました。
うん、その通り。でも、それが、わたしにはできない。
そのやりとりから気づきました。
「それ、やるか、やらないかの問題でしょ」と言える活動って、その人の「得意分野」なのです。
夫にとって、片づけは、超・得意分野です。
「やるか、やらないかの問題」で片づけられる活動は得意なことである
夫は、とても片づけが得意。
だから、「やる気はあるのに、できない」ということがありません。
自然にできてしまうんです。
夫が過ごしているスペースが散らかっているところは、ほとんど見たことがありません。いや、皆無かもしれません。
だから、できない人の気持ちがわからない。
夫からの片づけのアドバイスは「ただ、片づけをすればいいだけや」なのです(笑)。
そんなわたしにも、思い当たる節がありました。
学生時代、勉強が苦手な子に対して、
「勉強は、ただ机に座って問題を解けばいいだけだよ」
「ただやるだけなんだから、超カンタンだよ」
と言っていたのです。
友達が、
「いやいや、それができないんだよ」
と嘆いていても、
「それ、甘えでしょ。座ってやればいいだけ」
と相手に寄り添うことなく、それどころか、完璧に否定していました(笑)。
感じ悪いですね……。
自分が当たり前にできることって、カンタンに「やるか、やらないかの問題」と言えてしまうんですね。
もし、こんなふうに単純に考えられるとしたら、それは、あなたの得意分野なのかもしれません。
苦手分野は武器になる
得意分野があるとうれしいですよね。自慢もしたくなりますよね(笑)。
その一方で、苦手分野ってやりたくないですし、あまり人に見られたくもない……。
でもですね。
苦手分野って、武器になるのです!
苦手分野を克服した経験は、同じように「苦手」で苦しむ人へのいいアドバイスに変わるんですね。
苦手を克服する過程で、たくさんつまずいて試行錯誤しますよね。
この「つまずく」経験、そして、「試行錯誤」の経験が大事なんです。
ある活動が苦手で苦しんでいる人は、同じようなところでつまずき、先に進めずにいるかもしれません。
そんな人に手を差し伸べられるようになります。
逆に、得意分野は、スムーズにできてしまう分、「できない人」の気持ちがわかりにくくなります。
わたしの場合、学生時代は英語がめちゃくちゃ得意だったのですが、必要な英単語や知識を入れたら、ほとんど直感で問題が解けてしまい……(笑)。
問題が解けない人の気持ちが、まったくわからなかったんです。
普通に、「ほぼ100点」がとれてしまったんですよね(自慢!)
ただ、社会・理科に関しては、めっぽう弱かったので、つまずきまくり、立ち上がることもできず。
赤点スレスレ……。たしか、赤点をとったこともありました。
そのおかげで、同じように、社会・理科ができない人の気持ちがわかるようになりました。
「苦手なこと」を宝に変えよう
わたしは夫のように、「やるか、やらないかの問題」と断言できるほど、片づけ上手ではありません。
「やろうと思っても、やれない」という瞬間が、どうしてもあるんです。
でも、これは「宝」を得るチャンス!
こういった経験は、ブログネタにぴったりなんですね。
たぶん、得意だった英語に関するブログ記事を書くよりも、有意義な記事が書けるような気がします。
「片づけができない人って、なにがネックになっているんだろう」
これをいちいち考えなくても、自分の経験からわかるので、あとは解決策を探すのみ。
それに、しっかり考えて、身につけたスキルは、ずっと自分を支えてくれます。
「なんとなく」身につけたスキルは、心もとないですし、いざ人に教えようとしても、うまく伝えられません。
そんなわけで、「やるか、やらぬか」で片づけられない活動は、どんどん「宝」に変えましょう。
苦手なことがあればあるほど、「お宝をたくさん抱えている」ということ。
「伸びしろ、伸びしろ」、「宝、宝」とつぶやきながら、コツコツ苦手克服に取り組みましょう(笑)。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
キョロのプチ日記
昨日は、むすめが学校を欠席していましたが、在宅で仕事をする夫に預けて、1時間ほどプールへ。
最近は、むすめと離れられる1〜2時間が、至福のひとときです。
育児……精神的なハードさに加えて、時間的な制約もあり、憂うつな気持ちがなかなか解消されません。
子どもを育てる喜びが得られたことには、感謝してもしきれないのですが。
自分の体調がもちそうにないので、年末の帰省を早め、12月の中旬には栃木に帰ることにしました。20日間くらいは、実家でダラダラ(わくわく♡)。
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