すべての子が学校の生活スタイルに合うなんてありえない

こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。

先日、むすめの授業参観に行ってきました。

入学してからずっと、学校が嫌いなむすめ。二年生になっても、あいかわらず学校が嫌いなようです。

むすめを観察していると、授業中、ひたすら無言。

先生の話や友達の話はよく聴いているようですが、おうちのような活発さはナシ。

「ぜんぜん自分を出せていないな〜」

という印象を受けました。

でも、授業参観ですし、緊張していたのかなと思い、帰宅してからむすめに聞いてみたところ、

「いつもあんな感じだよ」

との答え。

それを聞いて、「むすめが学校を好きになれないのもしょうがないのかな」と思いました。

だって、ほんとうにつまらなそうだったんですよね、うちのむすめ(笑)

「ザ・受け身」という感じで、おうちでの好奇心の旺盛さや目のキラキラが、まったく見受けられない。

毎日、ず〜っとその調子で授業を受けていたら、本当に苦痛だろうなと思わざるを得ませんでした。

ひとつのモノサシで評価する学校で多様性を実現するのって可能なの?

「多様性」という言葉が、よく聞かれるようになりました。

でも、授業を見ていると、みんな一斉に同じことをしなくてはいけないし、授業だって流れが決まってしまっている。

「こういう方向性に持っていく」というのが決まってしまっているので、おもしろそうな意見が出てきても、なかなかそれを深めるに至らない。

(自分が先生になったとしても、硬直した環境下で、ありとあらゆる「多様性」を認めるというのは、難しいと思う)

うちのむすめはとても活発で、機嫌もよく、やりたいことがいっぱいあり、自分の意見もしっかり言える子。

そんなむすめが、じーっと授業で座っているだけなのを見ると、「学校、合っていないかもな……」と思うばかりでした。

多様性あふれる子ども達が、全員、学校の学びのスタイルに合うなんて、ありえないです。

学び方のスタイルだって、友達との付き合い方だって違うし、自分の時間がどれくらい必要なのかも、違う。

子どもによって、どれくらいがんばりたいのかも、違いますよね。

先生が「やればできる」って思ってくれていたとしても、「いやいや、そんなにがんばるの好きじゃないです」って子だって、いると思うんです。

大人だってそうですよね。

「最低限の生活費が稼げればいい」と思っている人もいるし、「バリバリ仕事して昇格したい」と思っている人もいます。

わたしのように、「ぬくぬくと生きていきたいわ〜」という人もいる。

学校に入ったら、有無を言わせず、学級目標を押し付けられて、それに合わせて生活をしていく……。

適応できる子はいいかもしれませんが、「いい迷惑」だと思う子だっているはずなんです。

何をどうがんばるかなんて、自分で決めさせて。

学年目標が「なかよし」に決まったらしいのですが……、もしわたしが小学生に戻ったら、窮屈すぎてすぐ不登校になりそうです。

クラス全員となかよくするなんて無理!

「何をがんばるかは、自分で決めさせてくれ!」と思うと思います。

学校ではひとりで過ごすのもアリだし、少数の友達とだけなかよくするのもアリだと思うんですよね。

「そういう状況も引っくるめて、認め合おう」という「なかよし」ならいいのですが……。

学校側が一方的に決めたことなので、子どもは「ただ従うだけ」です。

納得しているわけでもないのに、同じ方向性でがんばらなきゃいけないって、つらいなぁと思うばかりでした。

学校以外の選択肢を視野に入れています

今後のむすめの方向性を探っています。

今は週に1〜2回の欠席で済ませていますが、もっとほかに、むすめのいいところを活かせる場があるような気が……。

市の支援室や、フリースクールもちょこちょこ調べています。

ホームスクールもありだけど、それだと人との交流が少なすぎるかな……とか。

学校に通わない子も増えてきましたが、まだまだ少数派。

そういった環境下で、どうやってむすめの個性を伸ばしていくのか。

大切なのは、むすめとの対話かな。

「自分にできること」と「できないこと」を見極めて、できることをコツコツやっていくことも大事ですね。

わたし自身は、フリースクールでも支援室でもよくて。

ホームスクール形式もありですが、ずっとむすめが家にいると、わたしが疲れ果ててしまう心配もあって……。

何かいい方法ないかなぁと、模索中です。

夫が「学校は休まず行くべき」という考えなので、そこがいちばんの難関です(泣)。

子育てで迷いまくりですが、今日も前向きに、できること探し!

人生、楽しんでいきましょう。

自分の人生も、お子さんの人生も、有限ですよ!

大切なことに時間を使っていきましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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