こんにちは、キョロです。
手放したいと思っているのに、手放すことができないモノ。
あなたにはありませんか?
わたしにはあります。
そのひとつが、卒業アルバム。
わたしにとっては、もう不要になった卒業アルバム。でも、母にとって大切なモノになっているんです。
母が納得するまで、もしくは、母がこの世を去るまでは、手放さずにいようと思っています。
自分にとっては不要でも、親にとっては「思い出の品」
ずっと小学校・中学校の卒業アルバムを手放したいと思っていました。
小中学生のときのことを思い出すと、ネガティブな感情がわきあがってくるんです。
それで、母に卒業アルバムを捨ててもいいか、確認したんです。
すると、母は渋い顔。母はアルバムを捨てたくないようでした。
母は、思い出を大切にする人。特に、わたしに対しての愛情はものすごく強いんです。
だから、わたしとの思い出の品や、わたしが残したモノは、基本的に捨てません。
わたしにとっては不要となった、卒業アルバム。
親にとっては、手放したくない宝物なのでした。
無理やり捨てさせようとしない
わたしの写真が載っている卒業アルバムは、もう母のもの。
そんな捉え方をしています。
以前は、卒業アルバムをどうにか手放したくて、
「捨てたいんだけど……」
と何度も訴えました。
でも、母にとっての宝物を捨てるわけにはいきません。
やっと諦めがつきました。
卒業アルバムだけではありません。
わたしの実家には古いエレクトーンがあります。
15年間、わたしが習ったエレクトーン。
もう十分、役目を果たしたと思い、「手放したい」と母に伝えました。
でもやはり、エレクトーンも、母にとっては「むすめの思い出が詰まった宝物」になっているようなんです。
母がエレクトーンを遺して亡くなったとしたら、わたしがお金を払って処分することになるでしょう。
でも、それでいいと思うようになりました。
「母に寂しい思いをさせるくらいなら、わたしが変わろう」と決めたんです。
ミニマリストは「捨てたくない人の気持ち」を無視しがち
モノを手放すのが得意な人は、「捨てたくない人の気持ち」に寄り添うのを忘れてしまうことがあります。
まさに、わたしがそうなんです。
相手にとってどんなに大切なモノでも、「それいらないでしょ。捨てなよ」とアドバイスしてしまう。
今は、「不要なモノは手放す」という考えがずいぶんと広まりました。
「捨てられない(捨てない)人」に対して、風当たりが強くなっていると感じます。
わたし自身は、モノはシンプルに、必要なモノだけを残したい派。
ですが、これはわたしの考えであって、真逆の考えの人に押し付けてはいけないと思いました。
エレクトーンも、卒業アルバムも、もう母のもの。母が納得するまでは捨てない。
やっと諦めがつきました。
かつて自分の所有物だったモノって、誰かの手に渡っていても、何らかの思い入れが残ってしまうような気がします。
もう相手のモノなのに、「早く処分してほしい」と思ったり、逆に、「捨てないでほしい」と思ったり。
うちの母によくあるのですが、宅配に自分のいらなくなったモノを入れて、「これあげるね」と手紙がついていて。
いらないので、こちらで捨てたところ、母から「あれ、使ってないなら返してくれる?」と言われることが……。
こういう感覚って世代によっても違うと感じるのですが、あとになって「やっぱり、あれ返して」と言われるのが、ちょっと苦手です。
モノを手放す・手放さないという基準は、人によって違うんですよね。
どんな人生を生きてきたのか。これからどう生きていくのか。
やはり、モノの整理は自分で考えて行うのがいちばんですね。
ご両親と自分で共有しているモノがあるときは、双方が納得できる方法を模索していきましょう。
一方的に捨てるとトラブルになってしまいます。
片づけによって関係が悪くならないよう、思考を柔軟にしていきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
キョロのプチ日記
昨日は、夫と一緒にカフェに行き、メンタルケアや時間の使いかたの勉強をしました。
読書メモを作り、復習をしていますが、この地道な作業で生活が一変することもあり、2025年も続けていこうと思っています。
実家に戻り、年越しそばを食べ、21時には起床。
毎年、寝不足で新年を迎えることが多く、そうすると1月が生活を立て直すことで終わってしまう問題が発生……。
そこで今回の大晦日は早寝をすることに。
2024年は、ここ数年でいちばん成長した年になりました。
noteでも執筆中
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