西松屋でぎょっとしたできごと

こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。

先日、むすめの洋服を買うために西松屋に行きました。

家族で洋服を見ていると、すぐ近くに親子連れが来て、わたし達と同じように商品を選んでいました。

様子を見ていてぎょっとしてしまったことがあります。

お母さんが子どもに、

「好きな服どれ?自分で選んで」

と言うので、子どもが選ぶと、

「え!それ?センス悪っ!あんた、センス悪いわ、お母さん、それ嫌いやわ。センス悪っ!」

と、子どもに向かって連呼していたんです。

なんだかその子が不憫で。

自分で選ぶように言っておきながら、否定しまくるというのはどうなんだろう……と思ってしまいました。

だったらせめて、お母さんがいくつか服を選んで、その中から選ばせてあげるとか、いろいろ方法があると思うんですよね。

「そのお母さんが悪い」とか否定をしたいわけではなく。

ただ、やっぱり今回のような行為って、子どもの主体性を失わせてしまうし、

下手をすると「いつもお母さんは、わたしの気持ちをわかってくれない」という不信感にもつながることだと思うので、

親子なかよしでいたいのなら、自分がとるべき言動はしっかり考えたほうがいいと思うんです。

自分が服を選んでいるときに、パートナーから、

「は?何その服。センス悪っ!俺、その服、嫌いやわ」

と言われたらどんな気持ちになるでしょうか?

その言動に、一瞬にして愛情が冷めてしまうことさえあると思います。

子どもは、親を選べないし、どんなに否定されてもママはママです。

親子は「好き」とか「嫌い」とかで選べない関係ですよね。

ずっと付き合っていく仲ですので、ちゃんとお互いを尊重し合う関係が大事だと思います。

親からすると、子どもは未熟かもしれませんが、子どもが成長していくには、挑戦が必要。

だったら、西松屋で洋服を選ぶのだって、できるかぎり子どもにさせてあげたほうがいいと、わたしは考えています。

それが、子どもの主体性や決断力を育てることにつながります。

ただ、「今日は薄手の長袖が必要」といった場合には、それだけはルールにして選んでもらうのがいいかと。

「この棚から選んでね」

「白は汚れが目立つから、白以外で選んでね」

「いま必要なのは、夏にはく半ズボンだよ」

などと伝えて、そのなかで選んでくれたなら、尊重してあげてもいいのかなと思います。

むすめは、ちなみに、夫が「うーん、それはちょっと……」というような服を選んできました(笑)。

でも、「これがいい」というむすめ。

「本人が納得しているんだから、これにしようよ」とわたしが提案して、お買い物を終えました。

親を満足させるために、子どもが存在しているわけではありません。

子どもには、子ども自身の人生があること。

それはいつも覚えておきたいですね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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