こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
子どもと接するときに気をつけていることがあります。
それは、上から目線を手放すこと。できるだけ対等に付き合うこと、です。
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「あなたは未熟だから」というメッセージはやる気をそぐ
むすめと接するとき、上から目線にならないように気をつけています。
できないことがあっても、できるだけ自分で答えを出せるように、サポートします。
「こんなやり方もあるよ」という意見を言うことはよくありますが、基本的には、子ども自身に考えさせるようにしています。
現在のむすめは、わたしよりできないことのほうが多いのですが、だからと言って、「あなたにはまだできないでしょ」という態度はとりません。
きっといずれ「できる」だろうし、わたしよりも、「できていること」もたくさんあると思うのです。
ですから、「どちらが劣っていて、どちらが優れている」というジャッジをせず、ただ自分たちが幸せに生きることをめざして、話し合ったり、一緒に過ごしたりしています。
相手を「できない人」というフィルターで見ない
先日、知人と話す機会がありました。
そのときにすごくイヤだなぁと思ったことがあって。
わたしが何か意見を言うたびに、「まだ若いからできないと思うけど」という前置きと、アドバイスが飛んでくるんです。
無意識にやっていることだと思うのですが、聞いていて、あまり気持ちのいいものではありませんでした。
アドバイスはありがたいです。
ただ、「まだ若いから、未熟だ」という相手の解釈が、わたしにはつらかったんですね。
ちょっとしたマウントのような感じで、それを言われると何も返せなくなってしまいました。
どんな意見を言っても、「あなたは未熟で、まだできていない」というメッセージが伝わってくる。
そんな状況では、やる気をそがれるばかりです。
「教えてあげよう」「導いてあげよう」はときに主体性を奪う
「未熟だから、教えてあげよう」
「まだできないから、導いてあげよう」
こんな姿勢は、相手の主体性を奪う可能性があります。
子どもが何かにつまづいているとき。
まず、わたしは話を聴き、「どうしたらいいと思う?」と確認します。
そこでいい案が出れば、「やってみようか」ということになりますし、出てこなければ、一緒に考えます。
そのときに、もし、わたしがむすめの行動を決めてしまったら?
むすめの「考える力」や「問題解決能力」は育たないと思うのです。
たとえ、「これは……ちょっとどうなんだろう?」というような答えが返ってきたとしても、むすめが「これでいい」と思っているなら、経験させてみる。
こういったことの積み重ねが、子どもの成長につながると考えています。
もちろん、明らかに危険だったり、誰かに害が及んだりするものに関しては、「ダメだよ」と伝えます。
でも、ある程度、子ども自身の裁量で決めてもいいものに関しては、「むすめがそれでいいなら、いい」というスタンスです。
子どもが思うように動かなくても、「ま、子どもは期待に応えるために生きているわけじゃないしね」と、受け流す。
そうすると、子どもが思いどおりにならなくても、あまりイライラしなくなります。
自分で決めた道を子どもが進んで、うまくいかなかった様子を見るのは、とてもつらいもの。でも、これも経験です。
うまくいかない経験を通して、むすめが「気づき」を得てくれたらいいなと思っています。
必要であれば、一緒に話し合って、さらに改善を。
「相手が自分より劣っているから、教えてあげよう」という姿勢は、相手の主体性を奪う可能性があります。
マウントするようなことはやめて、その代わりに、
「相手も自分も、できること、できないことがある。だから支え合っていこう」
という姿勢で接してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
相手は自分と対等だと考えて、人生を変えよう!
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