こんにちは、絵本講師のキョロ(→プロフィールはこちら)です。
うちのむすめは、大の絵本好き。
読み聞かせの時間は毎日30分から1時間。
これだけの時間と労力を使って読み聞かせをするのは、ちょっとハードですが、「子どもが本を好きになるきっかけをつくりたい」という強い思いで、続けています。
今回は、どうやったら子どもが絵本好きになるのか、その工夫を紹介します。
読み聞かせが大好きでも、スマホにはかなわない
絵本が好きと言っても、むすめは今どきの子らしく、YouTubeも大好き!
YouTubeを観ているときは、絵本に見向きさえしません。
それだけスマホって魅力的なものなんですよね。
我が家では、週末はYouTubeを観ていいことになっています。
今はYouTubeでも学べることがたくさんありますよね。
だから、完全に禁止にしているわけではないんです。
でも、「どこでもいつでもスマホで育児」となってしまうのは危険だと考えています。
レストランで食事が終わったら、スマホ。病院の待ち時間も、スマホ。公共交通機関での移動でも、スマホ。
こういう習慣が身についてしまうと、絵本に触れ合う機会がなくなってきます。
わたしが気をつけているのは、「ヒマなときはスマホ」という流れにならないようにすることです。
「ヒマになったら、本」という流れを意識して作るようにしています。
持ち歩きやすい小さめの本をいつも持参しよう
6歳のわが子。
知育の一環で、ことわざかるたに、楽しみながら取り組んできました。
そのおかげで、ドラえもんのことわざ事典が大好きなんです。
まだすべてを理解しているわけではないのですが、漫画の部分をじっくり読むのが楽しいらしく、夢中になって読んでいます。
わたしと夫がアイスを食べていると、
「ママとパパがアイスを食べてると、ちびキョロもアイス食べたくなる。これって“朱に交われば赤くなる”ってことかなぁ」
などと言ってくるので、ずいぶん理解している模様。
まさか6歳児がそこまで理解すると思っていなかったので、驚きです。
お出かけをするときは、いつもこの「ことわざ事典」を持ち歩くようにしています。
そして、待ち時間になったらむすめに本を渡し、「待ち時間=読書」という流れを作っています。
「待ち時間はスマホでYouTube」
このやり方は、とっても楽。わたしも本当はそうしたいです。
でも、それよりも「本を好きになってほしい」という気持ちが強いために、がんばっています。
親も本を持ち歩いて模範になろう
さて、そこでひとつ提案をします。
ぜひママやパパも、待ち時間には本を開いてほしいんです。
子どもは、親の影響をかなり受けます。
ママやパパは待ち時間にYouTubeなのに、子どもには本を読むよう強制するというのは、子どもには理不尽に思えることも。
いつも本を持ち歩き、あき時間に読書する姿を子どもに見せてあげてほしいと思います。
これは、けっこうハードな取り組みかもしれません。
読み聞かせが習慣化しているわたしでも、「つらいな」と思うこともあります。
ぜひ本好きな子を育てる方法のひとつとして、頭の片隅に置いておいてもらえるとうれしいです。
無理はせずがんばったら休むことも、忘れずに。
わたし自身、読み聞かせはがんばっていますが、それ以外はゆるゆると過ごしています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
いつも本を持参して、人生を変えよう!