こんにちは、キョロです。
最近、少しだけモノが増えました。
英語の辞書や参考書、刺繍グッズ、地球儀などです。
その代わりに、いくつかモノを手放しましたが、総量にすると以前よりは増えている。
今は、それでいいと思っています。
モノを増やす=可能性を広げる
今、わたしの持ち物の総量は、以前より少し増えています。
でも、納得しています。
というのも、「モノを手に入れる=可能性を広げる」ということだと思うから。
自分の趣味や行動範囲や、キャパシティーを広げるには、ちょっとした挑戦が必要だったりします。
そんなときに、モノは増えやすいんですよね。
最初から、「自分はどんなことにハマれるか」「どんなことを好きになるか」がわかっていたら、モノを買うかどうかも判断しやすい。
でも、そうはいかないことも多いんです。
モノを実際に買ってみて、使ってみて、「わたし、この趣味はあまり好きじゃないな」と気づくこともあるわけです。
だから、「モノが増えていく時期」というのは避けられないんです。
もし、自分の持ち物が変化していないとしたら、それは「現状維持」もしくは、「退化」している、ということになるのかもしれません。
わたしのことで言えば、本棚に並ぶ本の内容が、一切、変化していないときは、「自分の成長は停滞している」と考えています。
重要なモノだけに絞る=可能性を狭める
ただし、可能性を広げたあとは、徐々に重要なモノだけに減らしていくことが大切。
「ただモノを増やせばいい」というわけではないんです。
「所有物を重要なモノに絞る=可能性を狭める」ということ。
あえて「広げた可能性」を、次は絞っていきます。
「モノを減らし、残ったモノを活用しながら、集中して重要なことに取り組む」わけですね。
「この活動は手放せない。だから、この活動に使うモノは残す」
「でも、こっちの活動は自分に必要がなかったから、潔く、この活動で使ったモノは手放す」
こんな感じです。
「可能性を狭める」というと、ネガティブなイメージを持たれるかもしれません。
でも、何もかも抱えて、「あっちもこっちもがんばる」というスタンスでやっていくと、何も成果が出せないことが…。
若いうちは、将来の選択肢を増やすために、可能性を広げていくことがとても重要だと思うので、どんどんチャレンジしてみてもいいと思います。
でも、ある程度の歳になったら、やるべきことを絞っていかないと、いくら時間があっても足りません。
自分の人生に対する不満も募ってきます。
「自分ががんばるのは、だいたいこの分野かな」と絞っていくことで、自分が納得する人生を生きることができるんです。
残ったモノを大切にする=可能性をさらに深めていく
さて、これがいちばん人生を充実させるために大事なこと。
それが、「残ったモノを大切にする=可能性をさらに深めていく」ということ。
「自分にはどんな可能性があるだろうか」と模索する。
「自分にはこの活動が重要だ」と見極める。
そして最後に、「選んだ活動にとことん集中していく」のです。
残ったモノこそが、今の自分の暮らしには大事なものであるはず。
それらを活用して、自分にとっての重要なことに取り組むことで、人生を切り開いていくんですね。
モノを循環させる=ステップアップしていく
ということは、「所有物に変化がない」というのは、「自分の生活にも変化がない」ということなのです。
「現状維持」だったらいいのですが、「退化」していることもあるかもしれません。
何かを始めたり、やめたりすれば、必要なモノだって変わります。
その都度、所有物は変化していくものなんですね。
過去に買ったモノを「またやるかもしれないから」ととっておく方法もあります。
収納場所があったり、少しでも取り組む可能性があるなら、とっておくのもいいと思います。
ただ、「これは、おそらく100%に近い確率で、やらないだろうな」というモノは、手放していったほうが、暮らしはシンプルになり、自分の気持ちも軽くなります。
「モノを購入し、手放していくこと」に罪悪感を抱く必要はないんです。
むしろ、「モノが循環している=自分がステップアップしている」と捉えたほうが、片付けに対してポジティブな気持ちを持てると思います。
自分の成長や暮らしの変化に合わせて、持ち物は変化していきます。
それでいいんです。
歳をとると、モノに思い入れが増え、手放しにくくなっていきます。
ですから、日頃からモノを手放す習慣をつけておき、生活の小さな変化を楽しんでいきましょう。
生活の変化は、もしかすると、ペン1本を手放すことから始まるかもしれません。
手放した1本のペンの代わりに、書きやすいペンを購入し、日記を書き始める。
日記を書き続けた結果、毎日の暮らしが格段に充実した。
こんな変化だってあり得るわけです。
「持ち物が変化する=自分が変化する」ということ。
ぜひ、所有物と自分の変化を楽しんでみてくださいね。
キョロのプチ日記
水曜日は、むすめが学校に行っているあいだに、ショッピングへ。
本を購入し、文具を買い…、幸せなひとときでした。
シンプルな部屋が好きですが、買い物も大好きです。
木曜日は、結婚記念日。10周年です。
朝、夫が出社間際にドライフラワーをプレゼントしてくれて。
ドンピシャなプレゼントに感動しました。
夫婦の問題はいろいろありますが、結婚記念日を忘れずにいてくれて、普段、暴力をすることもなく、一生懸命、働いてくれる。
それで十分なのかな~なんて思った一日でした。
水曜日のお出かけで疲れていたので、丸一日、おうちデーにすることにして、自由気まま、「猫な一日」を楽しみました。
noteでも執筆中
noteでも記事を書いています。
最近の記事がこちら。
「こんなはずではなかった……」複雑性PTSDになった事実と現実を受け入れるまでの過程
不快な感情に目を向ける。その感情をちゃんと伝えること、それをちゃんと受けとってくれる環境に身を置くこと
「甘え・過保護のバランス」には正解がない。子どもを観察して必要なサポートを見極める
学校も勉強も嫌いなむすめに伝えたこと。「昨日よりもひとつだけ、できることを増やそう」
よかったら、遊びに来てくださいね。
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