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「子どもに嘘をつかせているのは自分かもしれない」という考え方。環境づくりで子どもに安心感を与える

こんにちは、小2の女の子を育てるキョロです(2025年1月現在)。

うちのむすめは、ときどき、嘘をつくことがあります。

土日のYouTubeを3時間も観てしまったとき。

「まだ、30分しか観てないよ」と、明らかな嘘をつくことが。

なぜ嘘をつくのか。

おそらく、「本当のことを言ったら、ママやパパに怒られるから」なのです。

怒られると思うと、人は本音を話せない

「なんで嘘をつくの!」

「本当のことを言いなさい!」

と、子どもに怒っているとき。

たぶん、子どもは、本当のことを言っても怒られるし、嘘を言っても怒られるしで、葛藤しているのだと思います。

嘘を言ってみたほうが、「ママの雷ドカーン!」を避けられそうならば、嘘をつくのも自然な流れ。

怒られると思うと、人は本音を話せなくなるのです。

ママが怒れば怒るほど、子どもは嘘をつくようになるのかもしれません。

わたし自身も、何かを買おうとしているとき、「夫に話すと反対される」と思って、コソッと買うことがあります。

「これ、ほしいんだよね」と言ったところで、

「本当にほしいの、それ?」

「もったいなくない?」

という返事が返ってきそう……。

そう思うと、相談する気も、報告する気も、なくなってしまうのです。

自分自身が、夫に本音を話しにくいことがあるので、子どもの気持ちもよーくわかります。

子どもが「本当は〇〇なんだよね」と話してきたら、やさしく受け止める

うちのむすめは、週2~3回しか学校に行きません。

「それだけ、学校がイヤなんだろうなぁ」と思っていたのですが、あるとき、むすめが、

「あのね、本当はね、学校が好きって思うときもあるの。嫌いなときのほうが多いんだけど」

「でも、本当のこと言ったら、ママに怒られると思ったから」

と言い出したことがあります。

わたしは、むすめが学校が嫌いでも、好きでも、怒るつもりは毛頭ないのですが、むすめなりに考えるところがあったのだと思います。

そりゃあ、学校側も、おうちも、みんな、「むすめが学校をしんどいと思っている」というのを前提に動いているので、言いづらかったでしょう。

「ママは、ちびキョロ(むすめ)が学校を好きでも嫌いでも、どっちでもいいんだよ」

「“学校が楽しかった”って思う日があるなら、ママにその気持ち、話してもいいんだからね。そう言ったからって、無理やり学校に行かせたりしないから」

「ただ、幸せに過ごしてほしいから、ちびキョロが行きたいときに行けばいいし、行きたくないときはほかの方法を考えよう」

と伝えました。

もし、子どもが勇気を持って、やっと本心を伝えてくれたのなら、そのときは怒るべきときではないと考えています。

そのときに怒り散らしてしまうと、「この親には真剣に話しても伝わらない。わかってくれない」と心を閉ざしてしまうかもしれません。

特に、お子さんが繊細だったり、内向的だったりする場合は、慎重に向き合うべきときなのかもしれません。

安全な場を作る

誰にとっても大切だと思うのは、「安全な場」があること。

「ここなら、本音を話しても大丈夫」

「批判されることはない」

と感じられること。

特に、子どもにとっては、家庭内がそういう場になるといいのかなと思います。

学校でつらくても、家に帰ったら素直に「今日、疲れた~」と言える。

ソファーで横になって、ダラダラできる。

こういうのって、すごく大事だと思うんです。

将来のためと思って、つい、「あれしなさい、これしなさい」と言いたくなるかもしれませんが、外でがんばってしまいがちな子ほど、家では休ませてあげたほうがいいと思います。

うちの子は、不安が緊張が強いタイプなので、家から帰ってきて勉強もせず、マンガを読んでいても、

「今は、充電中なのだな」

と捉えて、何も言いません。

ちなみに、わたしが実家で生活していた頃は、親の干渉がひどく、休むに休めなかったので、「グチや本音を遠慮なく言える家庭を持つ」というのが、将来の夢のひとつでした。

今は、家事の合間に、「ふぅ」と息を入れられるだけで幸せを感じます。

「休みたいときに休めるって幸せだぁ~」と、心から思います。

ある子にとっては、家庭で安心して休めることが当たり前なのかもしれません。

でも、ある子にとっては、ただ休憩することでさえ、難しい場合もあるんですよね。

家で心を休めるのが難しければ、「この先生と話したら、気持ちが休まる」とか、「ここに行けば、イヤなことが忘れられる」とか、「これをしていると、幸せになれる」とか、お守りのような何かがあるといいですね。

親自身が、子どもの安全基地になれるように努力する。

それに加えて、子どものお守りとなるような人、環境、遊びなども一緒に見つけていけるのが理想なのかなと思います。

そのために、親にとっての「安心できる環境」を作っておくことが大切です。

ぜひ、親子で安全な場を整えていきましょう。

お子さんが本音をポロっと話してくれるようになるかもしれません。

キョロのプチ日記

日曜日は、インフルエンザから回復し、むすめと散歩がてらお買い物。

気づいたら、それだけで4000歩ほど歩いていました。動けるって幸せです。

スーパーで新鮮な食材を買えたことにも、満足。

まぐろの山かけがおいしかったー。

食い意地が張っているので、結局、おいしいものが食べたくて自炊してしまいます。

甘いもの・濃い味が苦手なわたしにとって、自炊は必須です。

noteでも執筆中

noteでも記事を書いています。

最近の記事がこちら。

「何もいいことがない」そんな日にも、実はたくさん「いいこと」があふれている

不快な感情に目を向ける。その感情をちゃんと伝えること、それをちゃんと受けとってくれる環境に身を置くこと

「甘え・過保護のバランス」には正解がない。子どもを観察して必要なサポートを見極める

学校も勉強も嫌いなむすめに伝えたこと。「昨日よりもひとつだけ、できることを増やそう」

よかったら、遊びに来てくださいね。

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