先日、夫が大阪から東京への自転車旅にチャレンジした。
3日間かけて、無事、目標達成。
その間、私とむすめは公共交通機関を使って、親子で旅に出た。
夜、サイクリングを終えた夫がホテルにやってきて、早朝には出ていく。
宿は、名古屋と沼津。
最終目的地は、日本橋。
むすめと2人で計画を立て、ぺちゃくちゃしゃべりながら、旅行を楽しんだ。
わが家は、基本的に旅行の計画は夫の担当。
旅行中も、私とむすめを引っ張っていってくれる。
けれど、今回はそうはいかない。
3日間、どこに行って、何をするのか。
全部、私が決めなくてはいけない。
計画は、綿密に立てた。
けれど、いくら準備しても、現地に行ってみると、「はて?これはどういうこと?」と、どうしたらいいのか分からなくなることがある。
それでも、8歳のむすめを安全にホテルまで連れて行かなくてはならなくて。
しかも、うちの子はとても繊細だから、私が不安がっている様子を見せるわけにはいかない。
3日間の旅行で、私は一気にレベルアップした。
・地図を読む力(これまでほぼ読めなかった……)
・決断力
・コミュニケーション力
・メンタルのタフさ
たくさんのことを身につけた。
「わからないことを近くにいる人に質問する」とか、「時間内で的確な決断をする」とか。
普段なら、あまり真剣に考えないようなことを、一生懸命、頭を使って考えた。
旅って人を強くするよなぁ〜。
特にひとり旅だったり、子どもを連れていたり、企画の中心にいたりすると、嫌でも成長する。
よい経験ができたなぁ。
旅行に行くなら、「ついていく側」よりも、「連れていく側」のほうが得るものは多い。
連れていく側は、調べなきゃいけないし、当日もめちゃめちゃ頭を働かせることになる。
けれど、それでも、その大変さを上回る何かを得ることができるのだ。
人生は決断の連続。
大切なときに、納得できる決断ができるように。
旅で生きる力を養ってみたらどうだろうか。









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