先日、母が「テレビのダイエット特集でオススメされていた」ということで、大量のチョコレートを買い込んでいました。
そんなに安くないチョコの大容量パックを3袋買ったそう……。
うちの母は、ダイエットに関する情報を仕入れると、自分では何も考えずに、食品や商品を大量に仕入れ、「結局やせられない」を30年以上、繰り返しているんです(泣)。
「あ、また始まったな」と、呆れてしまいました。
自分の頭で考えなければ、搾取され続ける
うちの母は、「カンタンにやせられる」とか、「1ヶ月で10kgやせた」などといったキャッチコピーに簡単に引っかかってしまいます。
あやしいキャッチコピーに乗せられて買ったダイエット食品は数知れず。
にもかかわらず、一向にやせる気配なし……。
客観的に見ると、
- 食事量を変えない
- 運動量も変えない
- 追加でダイエット食品を食べる
という母の行動は、「そりゃ太るよね」としか言いようがないのですが、母は大マジメに「やせられる」と思って食品を買い込みます。
「こういう人がいるから、ダイエット食品ってなくならないんだろうな」
というのが、よくわかります。
本人が納得しているならそれでいいのですが、もし搾取されたくなかったら、自分の頭で考える習慣を手放してはいけないんです。
母は、気づかぬうちに情報に踊らされているんですよね。
自分の頭を使って決断する
昔からの母を見ていると、「自分の頭で考える習慣」がスッポリ抜け落ちてしまっています。
母は依存的な人なので、決断を「自分以外の人」に委ねてしまいます。
「近所の人がオススメしているから」
「みんなが“やめたほうがいい”って言ってるから」
「夫が言っているから」
「子ども(キョロ)に反対されているから」
とにかく、「わたし」が欠如しているんです。
自分で考えることをしないで、みんなが「いい」と言っているほうに流れてしまう。
結果として、自分の頭で考える機会を失い、ダイエット地獄から抜け出せずにいるのだと思います。
失敗しても誰のせいにもできない
依存的な母は、決断を人にゆだねるのですが、その結果うまくいかないことがあると、グチグチ不満を言うくせがありました(今はなくなりました)。
でも、正確に言うと、「人の意見を採用した」というだけで、決断を下したのは、「自分」です。
自分で考えるのを放棄して、人の意見に乗っかって。それで失敗しても、誰も責任はとってくれないんです。
他人の意見を採用しようと決めたのは自分。
だから、その後始末は、自分でしなくてはいけないんですね。
だとすると、やっぱり、自分の頭で考える習慣は持っていたほうがいいと、わたしは思います。
今は、ネットで検索すると、それらしい答えがサッと出てきます。ありがたいですね。
でも、なんでもかんでも検索で済ませてしまうと、いざ「頭で考える機会」を得ても、うまく答えを見つけられない可能性があります。
うちの母のように、だまされる可能性だって高まるでしょう。
(以前、母は業者にだまされ、数十万の布団を買ってしまったこともありました……。「これ、◯十万の布団だから大切に使ってね」と言われて寝るのがつらかった……)
だからこそ、日頃から、「自分の頭で考える習慣」を身につけておきましょう。
ここで散々に書いた母ですが、依存的であるものの、我が強くないので、わりと人気があります(笑)。
いまだに、男性からも声をかけられるようです(笑)。
わたしも父も、「母は自分で決断するのが苦手」とわかって接しているので、和気あいあいとやっています。
ちなみに、母はダイエット特集に魅せられて、納豆・トマトジュース・リンゴ酢・バナナ……など、その都度、まとめ買いしています……。
もし情報に搾取されたくなかったら、考える習慣を手放さないようにしましょう。どんなにAIが進化しても。
キョロのプチ日記
昨日はむすめは学校、わたしは水泳教室へ。
バラフライを重点的に教えてもらいました。
ぜんっぜんできていないのですが(笑)、それでも、キックすれば前に進むようなり、小さな成長を喜んでいます。
夜は、夫が飲み会だったため、むすめと2人でもんじゃ焼き(ホットプレートで)♡
YouTubeでディズニーランドのパレードを鑑賞。
ディズニーキャラクタに、むすめとキャーキャー言いながら、楽しい夜になりました。
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