完璧主義のあなた。
毎日、
「今日は何もできなかった」
「うまくできないことばかり……」
と自分を責めたり、落ち込んだりしていませんか。
今回は、「いつも成長を感じられず、不安になったり、イラついたりしてしまう人」に向けての記事を書きました。
「できた・できなかった」の二択で判断していないか
何かを判断するとき、白黒つけすぎる傾向はありませんか。
得意か、苦手か。
好きか、嫌いか。
できたか、できないか。
このゼロヒャク思考があなたを苦しめます。
毎日、成長を感じられないのは、「自分が求める理想の結果」が得られなかったときに、「できなかった」と判断してしまうから。
「完璧な状態でなければ、ダメ」と思い込んでいるから、成長を感じられないし、納得もできないのです。
100点のテストならOK。
95点のテストだったら、完璧じゃないから、0点と一緒。
こんな考えでは、自分を苦しめるばかりです。
小さな成長を感じる
理想の結果にならなくても、「できたこと」が何かしらあるはずです。
そもそも、「挑戦してみた」ということ自体が、「できたこと」なんですよね。
ちゃんと自分の成長に気づいてあげることが大切です。
でないと、「自分はダメだ」とムチを打つことになり、その結果、やる気さえもなくなってしまいます。
「自分はダメだ」と思うことでがんばれる人もいますが、これって、かなり苦しいんですよね。
気持ちよく行動を起こすためにも、自分のできたところ、成長したところを見てあげましょう。
できたところに気がつけば、弾みがついて、さらに行動できるようになります。
そうすれば、成果も出やすくなりますよ。
ささいな失敗でも見逃さず、改善する
小さな成長だけではなく、小さな失敗にも目を向けて、改善するようにすると、確実に成長できます。
ささいな失敗でも、何度も繰り返せば大きな損失に。
わたしは、うまくいかないことがあると、とりあえずノートに書き出し、スキマ時間 に対策を考えるようにしています。
それも、本当にささいなことです。
「前日のうちに、次の日に必要なものを書き出しておく」(出発直前に探し物をするのは大変)
とか、
「冷凍した豚バラを少しだけ解凍するときは、時間が長くなりすぎないように気をつける」(火が通ってしまうから)
とか(笑)。
ちょっとした失敗だったとしても、対策をするほうが成長は確実です。
0点から100点のうちであなたの現状は何点?
「100点以外は認めない」
この考え方、異常に思えませんか。
わたしは、
「いやいや、そんなに厳しくしなくても……」
とツッコミたくなります。
でも、実際にそれを自分にやってしまっている人がいるのです。
(わたし自身が、まさにそうなんです)
ちょっとできなかっただけで、「今日は一日、何もいいことがなかった」と落ち込む。
思いどおりにならないことがあると、「わたしって運が悪い」と決めつける。
これ、本当にもったいないですよね。
実は、70%くらいは、うまくいっていたことがあるかもしれないのに……。
感謝ノート、できたことノートを作ろう
ゼロヒャク思考にならないように、わたしは、「感謝ノート・できたことノート」を作っています。
ありがたかったことや、今日できたことを、毎日、寝る前に書き出すようにしているんです。
それでも、「今日はあまりよくない日だった」と思ってしまう日もあります。
ズーンと気持ちが沈んでしまう日も。
それでも、よかったことはあったのだと思い出すきっかけになるんです。
「できた・できなかった」の二択ではない評価のしかたを、身につけていきましょう。
そうすれば、少しずつ生きづらさは減っていきます。
一緒に、完璧主義を手放していきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
キョロのプチ日記
昨日は、家族でブックカフェへ。
ブックカフェに行くときは、「新たな発見、気づきがある本を読む」と決めています。
すると、本当に「こんな考え方があるのか!」と、価値観や考えがガラッと変わるような本に出会えます。
自宅へ戻り、『セクシー田中さん』の新刊を読みました。高校生の頃から、作者の芦原妃名子さんのファンのわたし。
精神的にボロボロだったときは、その当時に流行していた『砂時計』を心の支えにしていたこともありました。
『セクシー田中さん』を読み終えて、作者が亡くなってしまったことを実感し、3時間くらい、気持ちがズーンと沈んでいました。
もっと作品が読みたかった……!
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