こんにちは、キョロです。
お気に入りのモノに囲まれた暮らしが好きで、コツコツと片づけをしています。
普段は、「モノを減らす」ことに力を注いでいるわたし。
でも、ふと思ったんです。
「モノを減らすことも大事だけれど、モノを取り入れることも大事」だって。
何事も、今の自分にとって、「ちょうどいいバランス」にしておくことが大切なのだと思います。
自分、モノ、思考、環境は移ろいゆくもの
この前、久しぶりに電子書籍でマンガを買いました。
図書館ですでに予約してあったのですが、予約件数は50件。
しばらく手元に届くことはなさそう……。
買うのをガマンして図書館で借りるのを待つか、いま購入してマンガを楽しむか。
葛藤しました。
でも、その決断を迫られたときのわたしは、とにかくリフレッシュがしたかった。
心が疲れ気味で、気持ちが晴れるようなことがしたかったんですね。
そこで、マンガを購入することに。
罪悪感を感じながらも、マンガの世界にどっぷりと浸かりました。
ミニマリスト的視点で言うと、こんな迷いが出たときは、「必要のないモノは取り入れない」という決断をすべきなのかもしれません。
待てば図書館で借りられるわけですから。
でも、「減らすこと」ばかりが、人を幸せにするとは限らないと思うんです。
わたしは、「減らすこと」も「増やすこと」も大事だと思っています。
自分にとって必要なモノ、思考、環境を調整することこそが、幸せにつながる。
自分も、持ち物も、思考も、環境も、ずっと同じところに留まるわけではないんです。
「諸行無常」とは、こういうことを言うのだと思います。
減らすことにこだわりすぎて人生をつまらなくしていないか
ミニマリストになりたての頃。
モノが減っていくのがとてもうれしかったのを覚えています。
当時は、「持ち物は、少なければ少ないほどいい」とも思っていました。
だから、ぬいぐるみや、装飾品といったものを、少しだけ持っているだけで嫌気がさしました。
部屋がどんどん殺風景になっていき、満足感を覚える一方で、むなしさも感じました。
「本はすべて図書館で予約して借りる」
「映画やドラマは、サブスクで無料になるまで観ない」
「衝動買いは一切しない」
「モノは一切、増やさんぞ」と意気込んで生活したら、ワクワクする気持ちがどこかへ行ってしまったんです。
「モノを増やさないこと、かぎりなく少なくすること」に執着してしまい、心はギスギス。
そんな経験をしたので、わたしは「ミニマリスト」という肩書きを名乗るのをやめました。
持ち物は少ないほうだと思います。
でも、わたしの場合、自分のことを「ミニマリスト」と言ってしまうと、自分で自分を縛ってしまう危険性が……。
「ミニマリスト」という言葉は好きなのですが、あえて封印しています。
言葉って、ちょっと危険なんですよね。
その言葉を与えることで、自分の行動を縛ってしまう可能性があるので。
最近は、「わたしって○○な人」という発言を少しずつ減らしています。
(たとえば、「わたし、コミュニケーションが苦手で……」とか)
殻を破って自由になるための新陳代謝
持ち物や、思考、環境を、今の自分に合った状態に調整することで、自分の殻を破ることができます。
自分を縛り付けるモノ、考え方、人間関係を手放す。
そして、新たな自分に必要なモノや、考え方、人間関係を手に入れる。
こういった新陳代謝を日頃から行っておかないと、日々の成長を感じられなかったり、何かにつまづいたまま、前に進めなくなったりしてしまうんです。
不要なモノ、思考、環境を手放すのは、新たな自分に出会うため。
手放したら、勇気を持って、新しい思考や環境を取り入れましょう。
必要であれば、新しい自分に必要なモノも取り入れていきましょう。
「減らすこと」が目的ではないんです。
「過去の自分とお別れして、今これからのわたしが、幸せに生きていくこと」
これがとても大事。
さて、今の自分に合った持ち物、考え方、環境はどんなものでしょうか。
新しい自分に合った環境を、コツコツと整えていきましょう。
キョロのプチ日記
昨日は、むすめと夫と一緒にお花見。
梅の花を見たり、池にぷかぷか浮いているカメを観察したり……、心地のいい時間を過ごせました。
自然に触れ合う時間って、本当に大事ですよね。
大阪は刺激がたくさんあって楽しい一方で、自然が恋しくなることもあります。
人間も動物なので、人工的なものにばかり囲まれていると、調子が狂いますね。
ときどきは、自然に身を置くようにしていこうと思います。
noteでも執筆中
noteでも記事を書いています。
最近の記事がこちら。
複雑性PTSDと子育て④毒親に育てられても、子どもに愛情を伝えることはできる。シンプルな育児のススメ
自己紹介。複雑性PTSDになった経緯②現在、快方に向かっています。
子どものために「よかれ」と思ってやっていたこと。子どもの心を観察して気づくこと
やらなければうまくならない。「うまくいかない時期=喜びを育てている」と捉えてみよう
よかったら、遊びに来てくださいね。
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