たったひとりのために心を尽くす

こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。

今日は、「たったひとりのために心を尽くす」というテーマでお話をします。

むすめが小学校に上がってから、登校拒否が続いて、いつになっても育児のことが頭から離れません。

マインドフルネスを意識した生活をしているので、不安や心配、焦りとの付き合い方は身につけつつあります。

でも、ふとした瞬間に、「この子の将来は大丈夫なのだろうか」という不安が胸をよぎるんです。

「大丈夫、大丈夫」と自分をなだめ、日常生活に戻る。

またしばらくして、「大丈夫かな」と心配になる。

こんなことの繰り返しで、育児のことを考えている時間がとても長いんですね。

体調が悪かったり、ネガティブだったりするときは、

「こんなことばかりしていて、わたしの人生って何なんだろう?」

と思うこともあります。

育児に時間と労力を割いてばかりの毎日に、うんざりすることもしばしば。

でも、うんざりしても、育児は続くんですよね。

そこで、考えました。

「“たったひとりのために心を尽くすこと”を過小評価しないようにしよう」と。

自分の影響力はたいして大きくないかもしれない。

でも、ひとりの人間に真剣に向き合い、相手にプラスの影響を与えることは、とても大事なことだと思うのです。

自分のむすめに真剣に向き合うことは、ムダなことなんかじゃなく、とても意義のあることなんだ。

こう思うことで、「自分って何やってるんだろう……」というやるせなさも手放せます。

そもそも、育児って本気でやると、本当に本当に勉強になるんですよね。

前と比べて、肝も据わってきたように感じます。

なかなか変われなかった自分が、育児を通してはじめて変わることができた。

(正確には、「変わらざるを得なかった」かもしれません)

たったひとりのために心を尽くすこと。

これは、育児以外の場でも、大切だと思います。

目の前のひとりと、真剣に向き合う。

相手のために何ができるのかを考える。

せっかくなら、相手とすばらしい時間を過ごせるように努力する。

こうやって、一対一の関係を良好にしていくことは、立派な社会貢献だと思います。

ギスギスした夫婦関係を少しずつ改善したり、子どもと信頼関係を作ったり、よく会う友達とくだらないことを言い合って笑ったり。

たったひとりと向き合い、幸せな関係を作っていくことが、ひいては、一人ひとりが生きやすい社会につながっていくのです。

育児漬けの毎日でも、ちゃんと社会に貢献できている。

こう思えれば、気持ちも少し楽になります。

目に見える成果は出ないかもしれない。

というか、子育てで成果を求めてしまうと、逆効果になる場合すらあります。

だから、ただ、「この子が幸せになってくれたらいい」と思いながら、接していったらいいのだと思います。

このブログだって、たったひとりの人に響けば、それでいいんです。

「もっと、もっと」という気持ちを手放し、目の前のひとりのために、心を尽くす。

結果として、大きな影響力を得ることになることもあるでしょう。

たったひとりのために心を尽くす。

積極的に、心がけていきたいものです。

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ちょっとおもしろいことがあったので、雑談を。

昨日、散歩をしていたら、食パンをくわえて走っている男性を見かけました。

アニメや漫画でしか見ない光景……(笑)。

なにか急ぎの用事に追われていたのかな……?

つい笑ってしまいました。

ありがとう、お兄さん、癒されました。

今日も、ブログを読みに来ていただきありがとうございました。

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