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人との関係を深める「傾聴」の力

こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。

昨日、話しかたに関する本を読みました。

「いかにうまく話すか」に焦点を当てて書かれているのかと思っていたのですが、本の冒頭に書かれていたのは、「聴くこと」の重要性。

相手に話を聞いてもらいたいなら、「まず、聴くことが大事」だと力説されていたのです。

話すよりも、聴く

今までにいくつか話しかたの本を読んでみましたが、どの本でも「まず聴くこと」の重要性について書かれていました。

自分が話す量よりも、聴く量を増やすこと。それが重要なんだそうです。

そこで昨日は、夫の話を徹底的に聴くようにしてみました。

「話したい、わかってほしい」という気持ちは捨てて、聴くことに徹してみたのです。

夫にいくつか質問を投げかけて、話を聴いてみたところ、夫は話す話す(笑)。

とにかく話すのです(笑)。

「人は、自分をわかってほしい生き物なのだなぁ」と実感しました。

普段なかなか聞けなかったことを知り、夫の本音が見えてきて、とても素敵な時間になりました。

話すだけで気持ちがやわらぐ

つらいことや嫌なことがあったとき、人に話すだけで、その気持ちが和らいだ経験はありませんか。

昨日、夫の話を聴いて、やはり夫も話すことで、ネガティブな気持ちが和らいだようです。

抱えている問題を解決することも大切ですが、話すことでそのつらさを緩和することもとても大事。

それに問題を解決するのは本人。

周りができるのは、本人のサポートに徹することです。

そのサポートのひとつとして、話をしっかり聴くことが挙げられるのではないでしょうか。

子育てでも同じ。

子どもも、幼稚園や学校でたくさんの経験をしています。

その中には楽しかったこと、うれしかったこと、それだけでなく、悲しかったこと、つらかったことも含まれているでしょう。

子どもは語彙数が少なく、経験も大人よりも少ないので、その気持ちをどう表現したらいいかわからない場合も多いです。

親ができるのは、子どもの話を聴いて、気持ちを整理するお手伝いをすること。

気持ちを整理できたら、また、がんばれるんです。

その人の代わりに問題を抱えてあげることではなく、本人が問題を解決するサポートをすること。

そのために、相手の話をしっかり聴いてみるのはいかがでしょうか。

相手に関心を持つ

相手の話をしっかり聴くために大切なのは、相手に関心を持つこと。

「この人はどんなことを考えているのかな」

「どんな価値観を大事にしているのかな」

「何をしてほしいのかな」

相手に興味を持ち、相手のためを思って、しっかり耳を傾けることが大切なのです。

相手の気持ちを勝手に解釈するのではなく、相手の立場に立って、一生懸命に理解しようとする。

それがとても大切なのです。

こちらが勝手に判断し、一方的にこうしたらいいのにと押し付けてしまうと、相手は窮屈になるばかり。

「答えは本人が持っている」と考えて、先回りせずに、ただ聴くことに徹してみてください。

ぜひ今日は、自分が話す量よりも、相手が話す量を増やすようにしてみてください。

しっかり聴くことを心がけるだけで、人間関係が円滑になっていきます。

わたしも、「話す<聴く」を意識する一日にしようと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました。

キョロ

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