「優柔不断で、決断力がない」
「いつも誰かに決めてもらっている」
そんな人は、自分で決めるトレーニングを始めましょう。
小さな決断を繰り返す
先日、むすめとプチ旅行をしました。
神奈川県にホテルをとり、いくつか用事を済ませたんですね。
何時に出発して、どのようにして用事を済ませ、食事はどこで何を食べるのか。
そういったことを全部、自分で決める必要がありました。
(人によっては、「そんなの当たり前」という人もいるかもしれませんね)
全部、自分で決めるとなると、自分の頭でしっかり考える必要があります。
ときに瞬時に判断をしなくてはいけないことも。
たとえば、かぎられた時間内に食事をとらなくてはいけないとき。
「どうしよう……」と悩んでいるヒマはありません。
パッパと決めていかなければいけないので、おのずと決断力が育つんです。
重要な決断をしなければいけないとき、日頃の小さな決断の経験が役に立ちます。
いつも自分で決めていれば、自然と大きな決断もできるようになります。
決断力を育てるために、日頃から、自分で選ぶ経験をしてみてはいかがでしょうか。
そのために、ひとりで過ごす時間を作ったり、旅行の際に、率先して計画を立ててみるのがオススメです。
軌道修正できることが大事
「一度決めたら、変えてはいけない」
もし、こう思っているなら、決断することに恐怖を感じるのも当然かもしれません。
まちがえても修正できないとなると、決断に慎重になるのもうなずけます。
軌道修正できないと思ったら、決断が怖くなってしまいます。
でも、本当は、軌道修正していいんです。
一度決めたことでも、変更してOK。
試しに決めたことを実践してみて、「違うな」と思ったら、別の道を選択すればいい。
そのときは、しっかり頭で考えること。
なんとなくで動いてしまうと、決断力が育ちません。
なぜその決断をするのか、自分の決断の基準を明確にすることが大切です。
そうすれば、そこで身につけた決断力は、次の決断のときにも役立つんです。
「決断力を育てる」という視点
かつての自分は、決断力について、「あるか、ないか」の二択で考えていました。
そのため、優柔不断になることが多かったわたしは、「決断力がない」ということになってしまっていたんです。
でも、本当は、決断力にもレベルがあり、
・ほとんど自分で決められない
・小さな決断ならできる
・大きな決断もできる
といったように、グラデーションがあると思うんですね。
わたしは、「決断力を育てる」という視点が大事なのだと思っています。
今の決断力が20ならば、それを25に変える努力をする。
それができたら、30に……という感じで、少しずつレベルアップしていくんです。
「あるか、ないか」では判断基準が二択になってしまいます。
そうではなく、もっと細かな目で見て、
「前よりも、少し決断力がついた」
と、自分を評価できるようになる必要があると思います。
おそらく、あなたも、自分の決断力を0から100までで数値化するなら、「0」ではないのでは?
決断力は育てるもの。
「あるか、ないか」ではないんです。
これから、決断力のレベルを1つずつ上げていきましょう。
そのために、ひとりでお出かけしてみるのもオススメです。
自分らしい人生のために決断力は不可欠です。
ぜひ今日は、いつも人に委ねてしまっていることを、自分で決めてみてください。
そのうちに、大きな決断ができるようになります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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