こんにちは!
キョロです!
「三度の飯より本が好き!本なしには生きていけない!」っていうくらい本が大好きです。

そこで今日は、おすすめ本の紹介をします!
読書が好きな方なら、もうすでに知っている方も多いかと思いますが、
紹介する本は「嫌われる勇気」です。

これをしっかり読み込んで行動すれば、人生が大きく変わることは間違いないです。

読書で大切なのは、「読んだら行動を起こすこと」です。
ぜひ、このブログを読んだら、すぐに「嫌われる勇気」を購入するなり、図書館で借りるなりして読んでみてください。
そして、なにか一つでも学んだことがあったら、行動を起こしてみてください。

この記事で、嫌われる勇気について、少し紹介もさせてもらいますので、本が手もとになくても、わたしの記事を参考にして、行動を起こしてみてください。
今日から、人生変えていきましょう!
もくじ
「嫌われる勇気」で何より大事なポイント「人は変われる」
この本は、ある哲学者(以下、哲人)のところに、「人生を変えたい」と思いながらも、変えられずにいる青年が訪れるところから始まります。
自分を愛することができず、別人に変わりたい願う青年に対し、
哲人は、アドラー心理学を用いて、こう説きます。
「人は変われる、世界はシンプルである、誰もが幸福になれる」p.3
哲人の言葉に、納得がいかない青年は、哲人にイラ立ちながらも、対話を始めます。
ここで、哲人が知識を深めているアドラー心理学のことを説明します。
アドラー心理学をつくる
「個人心理学」を提唱
「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という問いに答える
フロイト・ユングと並ぶ心理学の三大巨頭
人間を理解するための真理だと考えられている
わたしは、この本で初めて、アドラーの存在を知りませんでしたが、この本を読んでみると、本当に偉大な人物であったことがわかります。
この記事では、アドラーが提唱することの中でも、わたしが一番のポイントだと考えたところを紹介します。
人が変われないのは、過去の出来事を言い訳に、「変わらない」という選択をし続けているから
アドラーの説いていることを、もう一度こちらに引用します。
「人は変われる、世界はシンプルである、誰もが幸福になれる」P.3
アドラーは「人は変われる」と断言しています。
今日は、この部分について記事を書きます。
アドラーは「人は変われる」と言いますが、それは彼が「目的論」という立場をとっているからです。
「何か目的があるからこそ、今の状況を自分から選んでいる」という考え方です。
本の中で例に挙げられていたのは、「引きこもり」についての話です。
わたし達は「つらいから引きこもっている」と考えがちです。
でもアドラーの考え方で言うと、「引きこもっていたいから、つらいという感情を使って、今のままでいる」ということなんだそうです。
これを読んでいるあなたは、「引きこもっていたい?そんなことってあるの?」って思うかもしれません。
でも考えてみると、「つらい」と思ったときに、「引きこもる」以外の選択肢もたしかにあるんですよね。
誰かに相談すれば、引きこもらずに済むかもしれないし、今の環境が嫌ならば、違った環境に身を置いてみると、うまくいくかもしれないですよね。
ではなぜ、「引きこもる」のかを考えるときに、アドラーは「対人関係」を理由に挙げます。
もし、その人が、「引きこもらない」という選択をしたとします。
そうすると、新たな問題が発生するんだそうです。
引きこもる以外の選択をすると、人に低い評価をつけられて、傷ついたりするかもしれないし、何か嫌なことを言われたりするかもしれないこと。
そういった「人間関係にまつまる悩み」を避けるために、その人は「引きこもり」を続けるんだそうです。
(また別の記事で紹介しますが、「すべての悩みは対人関係の悩み」とアドラーは言っているそうです)
「新たな悩みを避けるために、今の状況を選んでいる」という立場をとるのが、アドラー心理学の考え方なんです。
本の中で、哲人は言います。
「いまのあなたが不幸なのは自らの手で「不幸であること」を選んだからなのです」
今あなたが苦しい状況にあるのは、なにかの「目的」を叶えるために、「不幸であること」を選択した結果なんだそうです。
厳しい言葉ですよね。
一方で、心理学者のフロイトは、「原因論」の考えです。
原因論の考え方とは、「あらゆる結果の前には原因がある」というものです。
つまり、「つらい過去があったから、今、自分は不幸になってしまった」という考え方です。
こう考えると、「うんうん、そうだよね」って納得したくなります。
ですが、そう考えている以上、つらい現在・未来は延々と作られ続けますよね。
でも、本当にそうなんでしょうか?
貧乏な家庭で苦労した人は、今も全員、貧乏?
虐待を受けて育った人は、今も全員不幸?幸せに生活している人はいないの?
行きたい大学に落ちた人は、みんなその後、人生うまくいっていない?
っていう疑問が出てきます。
「大きな災害や虐待などの出来事が、人格形成に及ぼす影響はゼロではない。影響は強くある」とした上で、「それが人生を決定づけるものではない」と哲人は言います。
アドラーは「過去の出来事」で今は決まらないことを主張しています。
トラウマも否定するんです。
そして、「人は変われる」とアドラーは唱えているんです。
変わりたいのなら、考えや行動を自分から変えていかなけばならない。そうすれば、必ず人生は大きく変わっていく
わたし達がいま、「考えていること・行動の仕方」などをアドラーはライフスタイルと言っています。
そして、考えや行動(ライフスタイル)は自分の意思で、今すぐ変えられるものだと説きます。
そのためには、今までの考えや行動(ライフスタイル)をやめるという「決心」をすることが大事なんだそうです。
あなたは「あなた」のまま、ただライフスタイルを選び直せばいい。
哲人はこう言います。
ただ考えや行動(ライフスタイル)を選び直すだけで、人は変われるのに、なぜわたし達がそれができないか。
それは、前にも書いたように、それ(ライフスタイル)を変えることによって、人間関係の別の悩みができてしまうからなんですね。
考えや行動を変えるだけで、人生は変わるけれど、行動をすることで「他人からどう思われるのか」という悩みができてしまうから、
わたし達は、「つらい、つらい」と言いながら、「不幸な人生」を選び続けているんですね。
そして、その言い訳に「わたしは昔、いじめられたから」とか「わたしは受験に失敗したから」とかっていう過去を使うんだそうです。
変わることのできない人は、結局、「今のままでいる」ことを選んでいるんんです。
改めて、厳しい言葉ですね。
アドラーはどんな過去があっても、「人は変われる」と言います。
そして、過去や未来にしばられることなく、「いま・ここ」から、考えや行動(ライフスタイル)を変えていくしかないとも言います。
大事なことは、相手が変わるのではなく、自分が変わっていくことなんだそうです。
そのために必要なのは、「勇気」だと、アドラーは重ねて言います。
読んで苦しくなる人も、もしかしたらいるかもしれませんね。
でも、希望が見えてきた人もいるのではないでしょうか?
人生を自分の手で変えてきた私の経験。人生を変えることは痛みを伴うけれど、間違いなく幸せに近づいていくことができる
さて、ここでわたしの話になりますが、わたしの人生の大半は苦しみの人生でした。
箇条書きにしてみると、過去のわたしはこんな感じです。
毎日が苦行でした。
どうやって死のうかばかり考えるものの、実際にはそうできず、死ねない自分を責め続けた時期が何年もありました。
↓↓↓
親とのこじれた関係
勝ち・負けでしか考えられない
周りのみんなは人生を邪魔する敵
完璧じゃない自分は許せない
「自分は愛されない」という思い込み
本当の友達といえるような子がいない
摂食障害に近い状態を経験
不登校
うつ病で半年間の入院
10年以上「死にたい」と思ってきた
いま現在はこんな感じです。
↓↓↓
親には干渉されない生活
競争の世界から降りつつある
世界には味方もたくさんいる
できないことがあってもいいと思えた
こんな自分でも愛される
本音を言える友達がいる
健康な食事のとり方を身につけた
社会のレールからドロップアウトして幸せ
自分責めのクセはなくなりつつある
生きているのが幸せ
詳しくはプロフィールを読んでいただきたいのですが、「生きてるのがしんどい」「死んでしまいたい」と思い続けたわたしは、この10数年でこれだけの大きな変化を遂げました。
その当時、この本は出版されていなかったし、出版されてからも読んではいませんでした。
けれど、わたしはこの本で書かれているのと同じやり方で、自分の考え方を変え、行動を変え、人生を変えてきました。
人生どん底を経験したわたしでも、いまは「生きているのが幸せ」とまで思えるようになったんです。
この本を読んで行動すれば、あなたの人生を変える手助けになること間違いなしなんです。
さぁ今日から人生を変えよう。いつもと違う考え方・行動をして、「幸せな人生」を選ぼう
人生は変えられます。
この本の一番のポイントは、これだと思います。
それを叶えるために、わたし達はどうしたらいいのか、詳しい説明が展開されていきます。
厳しい考え方ではありますが、「自分は〜だから、変われない」と思っているうちは、変わらないってことですね。
でも、「変わろうと思えば、変われる」って思えることも励みにも、希望にもなるんじゃないでしょうか。
本当につらいなら、人生を変えていく決意をしましょう。
わたしもかなりしんどい経験をしてきているので、「変わるのが怖い」のはすごく分かります。
「変わるのもつらい、変わらないのもつらい」という経験を長いことしてきました。
変わろうとしてもうまくいかなくて、「もうやめた!」「どんなに努力したって無駄」って思った瞬間もたくさんありました。
それでも、しばらく落ち込んだら、また努力してみるということの繰り返しで、何年も経った頃に、「あれ、自分変わったかも」という実感が得られるようになってきました。
わたしの経験上、「すぐに変われる!」とは言いません。
ただ、「人が変われる」というのは、断言できます。
もし人生を変えたいのなら、変えられるのは「あなただけ」です。
誰も、あなたの人生を変えてはくれません。
幸せになりたいのなら、自分から変わっていきましょう。
わたしと一緒に人生変えていきませんか?
コロナウィルスの蔓延で、家ごもりの方も多いと思います。
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最後までお読みくださり、ありがとうございました!