こんにちは!
キョロです!
今日は、私が大、大、大好きな読書をお勧めする記事です!
さてまずは、私が本を読むようになったきっかけからお話します。
もくじ
私が本の世界に足を踏み入れたきっかけ
小学二年生のときに、「読書を積極的にしよう」という取り組みがありました。
本を読んだら、読み終えた日付と、本のタイトルを書く冊子が配られて、記録をしたものを先生に見せるとスタンプを押してもらえる。
そんな単純な取り組みだったのですが、先生にスタンプを押してもらえて、褒めてもらえるというのが嬉しくて、少しずつ本を読むようになりました。
負けず嫌い、かつ、くそ真面目(詳しくは、プロフィールへ)な性格が少しずつ出てきたその頃、
読んだ冊数で人に負けたくないけれど、本を適当に読むのも嫌だったので、
本を一冊一冊、真剣に向き合いながら、次々に本を読んでいきました。
一年間で、100冊以上の物語を読んだ結果、読書生活にどっぷり浸かるようになりました。
その頃、読んでいたのは、「いわむらかずお」さんの「トガリヤマのぼうけん」とか、「若草物語」とか松谷みよ子さんが編集に携わっている「妖怪レストラン」シリーズや、「王様シリーズ」です。
「いわむらかずお」さんが書いた児童書や「松谷みよ子」さん編集の児童書を読んでいた私。
でも、絵本も出版されていたとは知らず、娘に読み聞かせを始めてから、たくさんの絵本に出会って、驚きました!
(2020年4月〜「絵本講師」の資格をとるべく講座受講予定、絵本についてのInstagramはこちら)
その当時、何がよくて本を読んでいたか振り返ってみると、「先生に褒めてもらえる」というのが一番、大きかったかもしれません。
詳しくは私のプロフィールにも書いたのですが、
私ってすごく競争心があって、「褒められること」がすっごく大事だったんです。
なので、純粋に本が好きになったのは、後々のこと。
でも、それがきっかけで、私の読書人生が始まり、いつしか読書は私にとって「なくてはならないもの」に変わっていったんです。
本が人生の支えとなった小学校高学年
小学校高学年になるにつれ、母が自分の不妊治療などで、しんどそうにしていることが多くなりました。
「それが、読書とどんなつながりがあるの?」って思ったかもしれませんが、
「自分がしっかりしなきゃ」
と思い始めてからというもの、私は母に本音を話したり、弱音を吐くことができなくなってしまいました(詳しくはプロフィールへ)。
母も自分自身のことでつらかったかもしれませんが、
その当時、私自身も学校でいじめられてクラス全員の子に無視され、
学校に行ってみたら、上履きに大量の画びょうが入れられていたこともあったりして、しんどい時期でもありました。
でも、両親にはそのことを言えなかったし、
ちょっと怖いんですが(笑)、
「チクったら殺す」
っていうメモ書きが机に入れられていたこともあって…。
今になってみると、「だから何?」って思うくらいの出来事になってしまいましたが、
その当時はとってもしんどかったんです。
それで、クラスのみんなとは話もできないし、両親にも頼れないので、
本を読むことで、気持ちを保つようになりました。
そのときに出会った一冊の本が、青木和雄さんの「ハッピーバースデー」という児童書。
これはほんっとうにいい本で、何度、読み返したかも、何度、泣いたかも分からないくらいです。
つらくなったら、手にとって読んでは、泣いて、「この本の主人公のように生きたい」って、いつも思うようになりました。
「つらくなったら本を読む」
そういう習慣が自然に身に付きました。
いじめ自体は、小学校で落ち着いて、中学校に進学しましたが、
その頃、私はとことん優等生になりきっていて、人にまったく弱音が吐けない状態に。
逃げ場がなくなった私は、本にのめりこんでいきました。
習い事の帰りは、本屋へ、
部活動が休みの日は必ず図書館に行っていました。
気付いたら本に手を伸ばしている、という状態で、
どこにでも本を持ち歩く少女になっていました。
それから、高校、大学に進学しても、片手にはいつも本。
高校時代は、休日はすべて図書館で朝から閉館まで過ごしていました。
大学時代は図書館で2週間に1回、20冊の本を借りに行って、すべて読んでいました(笑)
「本なしには生きられない」っていう表現を使ってもおかしくないほどに、本を読んでいました(笑)
でも、本がこれだけ私を魅了したのは、
「それだけ本は素晴らしいもので、人生を変えてしまうほどの力があるもの」
だからなんです。
小学生のうちは、児童書ばかり読んでいましたが、
中学生からは少しずつ、自己啓発書のようなものも読み始めていて。
そこからの学びは、本当に私の人生を大きく変えていきました。
マザー・テレサの言葉
マザー・テレサの言葉にこんなものがあります。
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思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。
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自分特有の「思考」に自分で気付くってなかなか難しいものです。
「◯◯ちゃんってさ、いつもこう考えるよね」
そういう誰かからのフィードバックで気付くこともあると思います。
でも、本を読んで自分と向き合えば、簡単に、「自分が普段から無意識に考えてしまうこと」が明確になります。
そして、その「思考」を意識して変えていけば、
マザーテレサの言うように、
「思考」は「言葉」になり、
「言葉」は「行動」になり、
「行動」は「習慣」になり、
「習慣」は「性格」になる。
そして、「性格」は「運命」になるんです。
つまり、「本を読む」という行為を通して「思考」を変えれば、
「運命=あなたの人生がこれからどうなるか」
を変えてしまうことになるんです。
運命が変わるってすごくないですか?
私は、本当に、この流れをたどって、今の自分を作ってきました。
ネガティブなことばかり考えがちだった自分は、今、ポジティブに物を考えられることの方が増えてきたし、
毎日、ベッドで泣いていた自分は、笑うことの方が多くなりました。
人に頼れなかった自分は、だんだんと上手に人に頼れるようになり、
小さい頃、母にべったりとくっついて離れず、意見どころか挨拶もできない自分は、
社交的(と自分では思ってる…笑)になり、挨拶も自分からできるようになったし、
一人で行動するのもへっちゃら。
自分の意見だって、こうやってブログに大量に文字を打ち込めるほど、持てるようになりました。
本って、本当に素晴らしくないですか?
だから、私はあなたに「本を読むこと」をお勧めします!
特に、「ずっと同じ悩みを抱えたままで、人に相談しても変わらない」という人にお勧めします。
全部、読む必要もないし、難しい本じゃなくていいんです。
雑誌でも漫画でもいいから、手にとってほしい。
そんな思いを込めて、ここからは具体的に、
「本を読むメリット」についてお話をしていきます。
「人生って変えたい」って人にお勧めする読書のメリット
1、語彙数が増えて、自分の気持ちを伝えるのがうまくなる
雑誌であれ、漫画であれ、小説であれ、
本を読んでいれば、まず、「言葉との出会い」があります。
知らない言葉に出会って、語彙数を増やすことで、自分の気持ちをより詳細に、相手に伝えることができるようになります。
例えば、小さい子って、語彙数は当然、少ないですよね?
そうすると、嫌なことがあったり、訴えたいことがあったりしたときに、
泣いてみたり、暴れてみたり、お友達を引っ掻いてみたり。
そんな表現しかできません。
これと同じことで、大人も、言葉を知らなければ、自分のことを表現する言葉が少なくなってしまうんですね。
これも例にとってみます。
「痛い」って言葉をとっても、
「ズキズキするような痛み」なのか
「鋭い痛み」なのか
「殴られたような痛み」なのか、
それを伝えられるだけで、救護する人やお医者さんの対応の仕方が変わってきますよね。
相手に自分を理解してもらったり、逆に自分が相手を理解したり。
コミュニケーションの場で、「言葉を知っている」ということが、本当に役立ってくるんです。
そうすると、無用な喧嘩も減ってきますし、「何言っても伝わらない!この人!」というようなイライラも沸きにくくなってくると思います。
それでも腹が立つってことは、日常にいっぱい転がってますが(笑)
2、他人の目線で物を考えられるようになる
本を書いている方には、当然、いろいろな方がいますよね。
同じテーマのことを書いていても、著者さんによって言っていることが真逆ってこともよくあります。
そうすると、「世の中って、みんな自分と同じこと考えてるわけじゃないんだなぁ」って分かるんです。
「そんなの分かってるよ!」って言いたくなるかもしれませんが、
案外、人って分かっているつもりで分かっていないんです(笑)
私もまだ、その部分は本当には、理解しきれていないです。
どうしても、目の前の人は、「自分と同じ考えを持っている」と思いがち。
特に、関係が近いと、「私たちって同じ価値観だよね!!!」ってなりがちです。
でも人それぞれ、考え方や価値観は、同じように見えてちょっとずつ違うんですよね。
そこを意識できるか、できないかで、人生って変わってきます。
本は、開いてみると、
「こんな考えする人っているんだぁ…」とか
「この人の考え方は自分と似てるけど、微妙に違うな…」とか
「こんな人のこと信じられない…!笑」
っていうような出会いがあります。
本を読んで、人それぞれ考えや価値観が違うこと、そして、どの考えを取り入れ、どういう価値観で生き、どんな人生を生きるかは、自分で選択することができます。
それは自分自身も、他人もそうですよね。
みんな自分が思うように生きているんです。
本を読むと、「みんな違うんだな」って肌で感じることができます。
3、視野が広くなり、生きやすくなる
普段、意識していないと、人って一つの視点でしか、物を考えられなくなります。
私も育児をしていて、痛感するのですが、
目の前のことに必死になりすぎて、
「将来、娘が成人するときに、どんな大人になっていてほしいかな?」
「昔の私からしたら、育児に対してずっと気楽に考えられるようになったな」
「これからの社会で、娘が幸せに生きていくために、本当に必要なことってなんだろう?」
「だったら、育児で本当に大切なことってなんだろう?」
っていうようなことは、なかなか考えられません。
でも本を読んでいれば、自然と視野が広がるんです。
「娘にはこんな大人になってほしいから、今このことについて怒る必要はないな」
「こんな生き方もあるんだ」
「今の社会で生きるにはこんなことが大事なんだ」
そういう風に、いろんな視点で物を見られるようになるんです。
私がお勧めなのは、例えば、「育児」について何か学びたいと思ったときに、
「育児本」の棚をチェックするだけなく、幅広い分野の本を読んでみること。
育児を経験した方や保育者、教育者、精神科医など、育児に特化した著者の方の本もいいですが、
一見、育児とはまったく関係のないような本に書いてあることが、育児に役立つことも、かなりあるんです。
例として、「育児」をとってみましたが、身の回りのあらゆることで、視点を変えて考えるには、読書がお勧めです。
4、自己理解につながる
書店には、たくさん、自分と向き合うための本が置いてあります。
読みながら、
「自分ってどんな人間なんだろう?」
「何が好きで何が嫌いなんだろう?」
「これからどう生きたい?」
って自分と向き合い続けていけば、自分への理解が進みます。
小さい頃は、「自分はどんな人間なのか」「何が好きで何が嫌いなのか」なんて、まったく気にしていないけれど、
人目も大人ほど気にしないので、今よりずっと、自分らしく生きていますよね。
お絵かきがしたいと思えばするでしょうし、眠くなれば寝ちゃいますし。
遊びたいときに、遊びたいように、遊びますよね。
だから、その子の個性って自然と滲み出てしまう。
けれど、小学校、中学校、高校と進んでいくうちに、その子らしさがかき消されてしまう子がいます。
「みんなと同じじゃなきゃダメ」
と、無意識に考えてしまい、小さい頃は個性溢れる子だったのに、自分がうまく表現できなくなってしまう。
私たちはそうやって大人になって、ある日、今の生活に嫌気がさしたときに、「自分らしく生きたい」「好きなことをやっていきたい」と思います。
でも、そのときには「好き・嫌い」のセンサーは麻痺していて、自分のことなのに、まったく気持ちが分からなくなっています。
そこで、本を読んで、自分と向き合ってみれば、少しずつその麻痺した感覚から解き放たれて、また、自分の本音が見えてくるんです。
「個性がない」のではなく、みんなと同じにしなくてはならない集団生活の中で「埋もれてしまう」だけなんですよね。
だから、本を読めば、少しずつでも、自分の気持ちをアウトプットしてけば、その個性は、輝いてくるんです。
小説でも漫画でも、ビジネス書でも、どんな本でもいいんです。
本を読んで、心が動いたら、どんなところに心が動いたのか、考えてみたらいいし、
ビジネス書も、読んでいてワクワクするのならば、著者伝えていることの何かに、惹かれているんですね。
読み方次第で、自分への理解がどんどん進み、自分らしく生きるための材料になります。
是非、著者の考えに対して自分はどう思うのか?を意識して読んでみてください。
5、孤立するのが怖くなくなる
自分らしい人生を送ろうとするときに、人とは違う道に進まなくてはいけないときがあります。
自分の考えや価値観が、多数の意見と相入れず、孤独を感じることがあるかもしれません。
でも、本を読んでいると、自分と似た考えの人がいるってことに気が付けるんです。
今まで膨大な量の本が出版されてきて、私たちが読んでいる本って、そのうちのほんの一部なんですよね。
だから、いろんな本を読んでみると、著者の誰かしらは自分と同じようなことを考えている人がいるんです。
「自分は◯◯がしたい」と思っていても、周りに同じように思っている人がいなくて孤独を感じている。
そんなときに、本はあなたの支えになってくれるんです。
6、問題の解決法が見つかる
ビジネス書や自己啓発書って、人の問題を解決するためにありますよね。
仕事で伸び悩んでいたり、人間関係がうまくいかなかったり。
そんなときに、本を読むと、問題の解決法が見つかります。
7、時間を経て読み返すと、成長が分かる。
本は、読む人、読む時期によって、感じるものや得るものが違います。
数年前は、読んでみても、ちんぷんかんぷんだった内容が、いま読んでみるとよく理解できたり、
「この人の考え方はいい!」って思っていたはずななのに、今では「この考え方ってちょっとなぁ…」って思ったり。
読書は、自分の成長を知らせてくれるバロメーターになるんです。
自分の成長ってなかなか気付けないものなので、一つ基準になるものがあると、やる気もアップします。
8、本を読んで行動しているうちに人生が変わるときがくる。
マザー・テレサの言葉にあるように、「思考」が変わると「運命」まで変わってしまいます。
これって本当の話で、私自身もずっと本を読んできて、読んだ内容を身につけていく過程で、どんどん人生が変わってきました。
本の内容が自分の体に染みついてくればくるほど、人生に変化がありました。
1000円前後で、自分の人生を変えられるなら、安いもんじゃないですか?
さて、ここまで本を読むことのメリットを書いてきましたが、ここからは「おすすめの本の読み方」について書いていきます。
本の読み方のすすめ
1、全部読む必要はない。たった一つの言葉が響くだけでもOK
普段、本を読んでこなかった人が、全部、本を読み切るってハードルが高いですよね。
全部、読み切ろうとしてつらくなって、「やっぱり本読むのやーめた!」ってなってしまうと本当にもったいないです。
本は全部、読まなくてもいいと私は考えています。
本の中の一つの言葉や文章に出会うだけでもいい。
それくらいの感覚で読み始めてもらうと、気が楽だし、
たった一つの言葉で人生が変わってくることもあるんですよね。
2、原作が難しければ、「マンガで分かる…」とか、簡潔に読めるものを読めばいい。
本は、難しい本ばかりを読む必要はなくて、「マンガで分かる…」など、
自分が読みやすい本でもいいので、読んでみるといいと思います。
結局は、自分に役に立つ情報を得ることが大事なので、難しいか、簡単かは、関係ないんです。
それに、本を読み慣れてくれば、少しずつ、難しい本も読めてくるので、最初からハードルを上げなくていいと思います。
3、本はいつも手元に置いておくのがおすすめ
いつでも本が手にとれるようにしておくのもお勧めです。
いざ、何か読もうと思ったときに、本がないのはもったいないです。
小さい棚でも準備して、そこに数冊本を置いておくだけでいいので、是非、すぐに本を手にとれる環境を作ってみてください。
4、書店でちょっとでも気になった本は、少しでもいいから読んでみよう
書店でふらふら歩いていると、なぜかピンとくる本に出会うことがありませんか?
是非、それを少しでもいいので、読んでみてほしいんです。
もしかしたら、そこに今の自分に必要な何かが書かれているかもしれません。
5、つらいときこそ、本を読んでみよう
八方塞がりで、行き詰まったように感じて、つらいとき、落ち込んでいるときこそ、本を手にとってほしいです。
「同じような経験をしている人っているんだ」
「その人はこうやってつらさを乗り切ったんだ」
ということが分かると、気持ちがすっと楽になります。
だから、しんどいときこそ、読んでみてください。
「人生を変えたい」人には本がおすすめ!早速書店に行こう!
本って本当にいいんです!
たくさんのことを解決してくれて、支えにもなってくれます。
メリットもたくさん。
私自身、本当に、本に助けられてきて、それがなかったら今の自分はいないんじゃないかっていうほどです。
本を読んでこなかった人にこそ、読書はお勧め。
是非ぜひ、今日、お仕事帰りや、育児の合間に書店や図書館に行って、本を手にとってみてください!
まだ、書ききれなかったことがあるので、後ほど追記します。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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